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シロアリ対策は自分でできる?DIYでの予防方法について

シロアリ駆除には費用が数万円かかることが多いため、DIYで自分でなんとかできないかと考える方も多いでしょう。

今回は、シロアリ駆除について自分でできるDIY方法や、業者に任せたほうが良いポイントなどをまとめました。ぜひ、一緒にチェックしてみましょう。

目次

DIYのメリットやデメリットは?

まずはDIYでシロアリ駆除や予防を行う前に、DIYによるメリットとデメリットを確認しましょう。

シロアリ駆除DIYのメリット

シロアリ駆除をDIYで行う際のメリットについて見てみましょう。

【メリット】

  • 費用が安い: シロアリ駆除の薬剤はネット通販で数百円から高くても5千円程度で購入できます。これに対し、業者に依頼すると数万円かかることが多いため、大幅にコストを抑えることができます。
  • 自分の都合で作業できる: 休みの日に自分のペースで作業ができるので、業者のスケジュールに合わせる必要がありません。
  • プライバシーの確保: 他人を自宅に入れたくないという方にとって、DIYはプライバシーを守る選択肢になります。業者に依頼するとほぼ100%自宅に入られるため、これがストレスになる方もいるでしょう。

シロアリ駆除DIYのデメリット

次に、シロアリ駆除をDIYで行う際のデメリットについて見てみましょう。

【デメリット】

  • 駆除剤の種類がわからない: 市販されている駆除剤の種類が多く、どれを選べば良いのか判断が難しいです。
  • シロアリの種類の特定が難しい: シロアリの種類によって駆除方法が異なるため、正確に種類を特定するのは素人には難しいです。
  • 完全に駆除できない場合がある: 専門知識がないと、効果的な駆除ができず、シロアリが再発する可能性があります。

シロアリ駆除には主に「ケミカル工法」と「ベイト工法」があります。

  • ケミカル工法: 薬剤を散布する方法です。薬剤の種類が豊富で、シロアリの種類や被害の範囲によって適切な散布範囲や場所を決める必要がありますが、これは専門的な知識が必要です。

シロアリ駆除業者は、豊富な専門知識と駆除経験を持っています。どの薬剤を、どの場所に、どのように使用するのが最も効果的かを把握しており、シロアリを完全に駆除する方法を熟知しています。

さらに、駆除剤の中には使い方を間違えると人体に危険なものもあります。これもDIYで行う場合の大きなデメリットとなります。

DIYでシロアリ駆除を試みる方法は?

シロアリ駆除をDIYで試みる際に必要な準備を見てみましょう。

【準備するもの】

  • 防護服
  • マスク
  • 防護ゴーグル
  • 手袋
  • 場合によってはヘルメットや防護頭巾
  • 市販の薬剤

これらの装備が必要になります。

「防護服?」と思った方もいるかもしれませんが、シロアリ被害は主に人間の見えないところで進行します。特に被害が多いのは「床下」などの天井が低く、暗くて狭い場所です。そのため、しっかりと装備を整えておかないと怪我をする可能性があります。

防護ゴーグルやマスクも重要です。薬剤の種類によっては、人体に影響を及ぼすものもあります。特に換気が悪い床下や室内で使用する際には、薬剤を吸い込まないように注意が必要です。そのため、しっかりと装備を準備しましょう。


薬剤の危険性について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

市販の薬剤

それでは、DIYで用意できるシロアリ駆除の薬剤について見ていきましょう。

スプレーの薬剤

スプレータイプの薬剤は、目に見えるシロアリに対して効果的です。しかし、巣の中にいるシロアリには効果がありません。目に見えるシロアリは働きアリで、巣の中の女王アリを退治しないと根本的な解決にはなりません。困難と判断した場合は専門業者に依頼しましょう。

木酢液

木酢液(もくさくえき)はガーデニングなどで使われる虫よけです。炭を焼いたときに発生する煙を冷やして液化したもので、強いニオイがあります。シロアリ駆除には効果がなく、虫よけや殺菌として使用されるものです。使い方には注意が必要です。

ベイト剤

ベイト剤は「毒エサ」と呼ばれるもので、エサを巣に持ち帰らせ、巣の中のシロアリを全滅させます。即効性はありませんが、ゆっくりとシロアリを退治します。人間やペットには無害とされていますが、設置場所が的確でないと効果がない場合があります。

ホウ酸

ホウ酸はゴキブリ退治にも使用され、エネルギー代謝を阻害して餓死させる薬剤です。人間には弱い毒性があり比較的安全ですが、ペットの誤飲や大量摂取は危険です。木材腐朽菌から木材を保護し、水に溶けやすく揮発性が低いので、長期的な効果が期待できます。

熱湯でも駆除できる?

実はシロアリは熱湯でも駆除できます。

熱湯をかけて駆除する方法には注意が必要です。熱湯に触れたシロアリは駆除できますが、巣の中のシロアリまで駆除するのは難しいため、この方法はスプレー剤と同じように部分的な効果しかできません。

さらに、中途半端に駆除すると、シロアリが飛散して別の巣を形成することがあります。これは熱湯に限らず、他のDIY駆除方法でも同じです。シロアリ駆除を中途半端に行うと、逆に被害を拡大させてしまう可能性があります。

シロアリ駆除業者は、施工後にほとんどの場合、5年間の定期点検保証をつけています。これは、駆除後のシロアリの再発を防ぐための点検です。

このように、プロでも駆除しきれていない部分がないか徹底的にチェックする必要があります。シロアリ駆除を素人が行うことがどれだけ難しいかがよくわかりますね。

まとめ

シロアリ駆除は非常に専門的な分野であり、素人が手を出すと被害を拡散させる可能性があります。

DIYでのシロアリ駆除は自己責任で行うべきであり、不安がある場合は専門業者に依頼することをお勧めします。

専門業者に依頼することで、結果的にコストを抑えられる場合もありますので、まずは相談してみてください。

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シロアリ110番では、調査と見積もりを無料で提供しています。

お申し込みは簡単です。シロアリ110番の申し込みページの一番下にある「お問合わせフォーム」に必要事項を入力して「送信」するだけです。

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